爆発反応装甲としての近代日本権力
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江戸幕府は、戦国の最終勝利者である徳川が立ち上げたにもかかわらず、
当の幕臣たち自身はおおむね低禄での質素倹約な生活を守り、逆に
負け組や下位者であるはずの外様勢力だとか庄屋だとか豪商だとか
ばかりに経済面からのいい思いをさせてやって来た。そこにはやはり、
来るべき将来に備えての超絶的な深謀遠慮があったのである。
幕府と疎遠ないし敵対的な勢力こそをあえて経済的に
優遇してやることで、いざ外国からの侵略者が攻めて来た時の
爆発反応装甲（リアクティブアーマー）として利用してやる目的があったわけだ。
実際、土佐藩郷士などは幕末のうちから内外の争いに揉まれて散っていったし、
明治から戦前にかけては薩摩出身の軍閥勢力などが大戦争で爆死して行ったのだった。
そして今は旧庄屋や旧豪商を主体とする政財界勢力が米欧の金融マフィアとの
争いを続けている。これもまた日本の側までもが爆裂して玉砕することでこそ、
この日本国を守る礎となりて、天下の統一と世界平和とに寄与するのである。
当の幕臣たち自身はおおむね低禄での質素倹約な生活を守り、逆に
負け組や下位者であるはずの外様勢力だとか庄屋だとか豪商だとか
ばかりに経済面からのいい思いをさせてやって来た。そこにはやはり、
来るべき将来に備えての超絶的な深謀遠慮があったのである。
幕府と疎遠ないし敵対的な勢力こそをあえて経済的に
優遇してやることで、いざ外国からの侵略者が攻めて来た時の
爆発反応装甲（リアクティブアーマー）として利用してやる目的があったわけだ。
実際、土佐藩郷士などは幕末のうちから内外の争いに揉まれて散っていったし、
明治から戦前にかけては薩摩出身の軍閥勢力などが大戦争で爆死して行ったのだった。
そして今は旧庄屋や旧豪商を主体とする政財界勢力が米欧の金融マフィアとの
争いを続けている。これもまた日本の側までもが爆裂して玉砕することでこそ、
この日本国を守る礎となりて、天下の統一と世界平和とに寄与するのである。
日本政府は日本国民から1000兆円借金して火の車。 アメリカも日本政府から1000兆円借金して火の車。
日本国民の総貯蓄は約1400兆円で、まだ余裕がある。しかし、
日銀総裁の黒田はいま残りの400兆円まで使い込もうとしている。しかも、
国内での紙幣の増刷などではなく、アメリカのサブプライムローンの
破綻の損失補填のためなどに使い込もうとしている。
1400兆円使い込み尽くせば、アメリカも吸い取り先がなくなって強制崩壊。
アメリカ中央銀行（FRB）の大株主であるロスチャイルド財閥擁するイギリスも崩壊。
国民の貯蓄を勝手に使い込んでチャラにしてしまった日本政府も責任を取って崩壊。
悪い奴らは一挙に崩壊して、その全てを敵に回してた旧佐幕派が全てを頂くという算段。
ただ侵略から日本を守ってくれるだけじゃない。自分たちから勝手に
米英に擦り寄ってまで自業自他得の共倒れを来たしてくれるわけだから、
戦車備え付けのリアクティブアーマーなどよりもさらに高性能な捨て駒だったといえる。
今の権力者は、経済と軍事を完全に分けて考えている。 幕府は軍事政権なだけあって、政治も経済も軍事も分けて考えてはいない。
全ての分野における最大級の処断を恒常的に考究し抜いていた。
だから、人間たち自身を兵器として用いることすら考え抜いていた。
欧米では、一定以上の利権を持つものは特権階級として絶対的な保護の対象とされ、
有事における挺身要員となることなども徹底的に避けられるなどしている。
しかし日本においては、富裕者こそを経済戦争における捨て駒として用いる
ほどもの心意気があった。それもやはり、経済を軍事や政治の上に置くような
おかしな序列関係を敷くようなことがなかったからでこそある。
軍事政権といえば、今のミャンマーみたいなどす黒いイメージばかりが
思い浮かぶが、為政者が軍人であるのと引き換えに、兵装を最低限に止める
などの中正的措置を講ずるのであれば、それが文民統治を上回るほどもの
健全さと老獪さとを共に持ち合わせる場合がある。その実例が他でもない、
徳川幕府による江戸時代の日本全国の統治ともなっている。
これ自体、幕府が米英撃退のためにこしらえた「人肉兵器」なんだって。 今じゃ撃退するのみならず、米英本土の経済破壊にまで従事してくれている。
「賄賂で敵を籠絡せよ（六韜）」という東洋兵法にも即してな。
今の政財界では、豪商と共に地主の出身者がその多くを占めている。 選挙制で票田を得やすい立場だからそうなっているというのもあるし、
墾田永年私財法の施行以来、1300年近くに渡って日本では土地本位の
経済観念が根付いてきたものだから、その日本における最大級の富裕者と
しての地主身分が、資本主義社会における最高権力者にも躍り出たのである。
土地本位経済そのものは、決して全否定されるべきものでもない。
人口も国土面積も比較的小さな国である日本が、株式本位の資本主義経済を
至上としているアメリカなどと経済戦争で対等以上に渡り合えたのも、
土地本位の経済こそをその根底の部分に持ち合わせてきたからでこそある。
しかし、今の地主出身の日本の権力者たるや、自分たちの私財や大企業の
貯蓄などは守りきったままに、一般庶民の貯蓄ばかりを1000兆円近くも
使い込んでアメリカに賄賂として送金してしまっているわけだから、
その罪を罰するためにこそ、既得権益の剥奪をも講じてやらねばならない。
墾田永年私財法を慣例法とした土地本位の経済観念そのものはこれからも
ある程度は保守して行くが、いま地権の嵩にかかって日本の最高権力者に
のし上がっているような連中が、一人としてただで済むようなこともない。
既得権益の剥奪による庶民並みの待遇への引き落としはもちろんのこと、
堅実な経済観念を喪失してしまっていることに対する制限措置などすら
あてがわねばならなくなる可能性も高い。そういうわけで、リアクティブ
アーマーとしての近代日本権力は、今までにいい思いをして来たぶんだけの
制裁措置を自分たちまでもが被る人身御供となることで、日本を守るのだ。
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