アメリカは真珠湾攻撃を知っていた


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001 2014/08/16(土) 11:23:57 ID:4jn5BtaU2M
現場では日本の真珠湾攻撃が日付や時間まで予測されていたのにその報告がすべてワシントンで握りつぶされている。
また高級官僚が「日米戦争は日本の先制攻撃によって始まるのが望ましい」と言っている

ただ誤算があったのは「まさかあんなに大被害がでるとは思っていなかった」という事

ある海軍中尉が「わたしは日本が真珠湾を奇襲したという報告を聞いた。しかし私は心配しなかった。
なぜならわが優秀なる陸軍航空隊が彼らに手痛い打撃を与えて撃退しただろうと思ったからだ」
これは当時のアメリカの日本に対する考えを代表していると思う(まだゼロ戦の力も知らなかったしね)

ワシントンのシナリオは
①日本が卑怯な奇襲で真珠湾を攻撃
②「軽微」な被害を受けるが撃退
③米国世論を味方につけて対日参戦というシナリオを描いていた

まさか太平洋艦隊が全滅するとは思っていなかったんだろう

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002 2014/08/16(土) 11:37:57 ID:7YNjB9dd2M
先に知っていたから、太平洋艦隊の空母が一隻も居なかったんだろう。

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003 2014/08/16(土) 12:28:30 ID:V7/aFGqNnA
>まさか太平洋艦隊が全滅するとは思っていなかったんだろう

確かにそういうイメージだけど、ちょっと調べなおしてみそ

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004 2014/08/16(土) 13:12:03 ID:1cMDH.tH9Q
国力が圧倒的な相手に先制攻撃をした時点で勝負ありだったのは確か。
しかも相手はこちらの動きを事前に察知し待っていた。
何も知らなかった真珠湾近辺の犠牲者の事考えると複雑。

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005 2014/08/16(土) 13:15:22 ID:no6s1d0yHw
もちろん知っていた ただしその攻撃手段を見誤った と言うのが実際ではなかろうか

つまり、日本が奇襲攻撃に来るとは判ってはいたが、あくまでも潜水艦による攻撃が主力と
思い違いをしていたような気がする (アメリカは この事実に決して触れようとはしないが)

なぜなら、ドイツのUボートがまだまだ跳梁しているこの時期に 大西洋から大量の駆逐艦や駆潜艇を
太平洋真珠湾に回航して対潜水艦哨戒体制を格段に強化している事実があるからだ

ワード号事件をご存じだろうか、真珠湾の一時間前にすでに 日本の特殊潜航艇が沈められた事件である
その海域は、潜水艦にはマトモに活動は出来ない“浅い水深”だったのである
(だから日本海軍は特殊潜航艇“通称 甲標的”を開発していたのだが これは完全な秘密兵器だった)

つまり、秘密兵器である甲標的の存在を アメリカは知っていたと言う事になる
普通の潜水艦では行動できない浅海面を わざわざ対潜哨戒していたと言う事になる、しかも開戦前にである

おそらく、空母機動部隊による空襲の計画だって掴んではいたのだろうが 本気にしなかったのではないだろうか
アメリカ軍上層部としては、それはあくまで“陽動”と考えていたとしても不思議ではない
荒れる冬の北太平洋を 虎の子の空母6隻で長躯遠征して攻撃するなんて、マトモな人間の考える事では無い
常識的に考えれば、潜水艦作戦こそ本命と考えるのが普通だろうから。

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006 2014/08/17(日) 01:29:27 ID:SJMAvw1tGM

真珠湾に空母が居なかったから、
米国は真珠湾攻撃を知っていたんだ。

なんて意見がたまにあるが、
空母は真珠湾のすぐ近くに居た。

真珠湾を壊滅させた後に
米空母を索敵し撃沈しなかったのは日本側の選択。

もし日本が真珠湾への第二は攻撃を続けていれば
空母撃沈も可能だった。

真珠湾で米空母が無傷だったのは、
米側がその様に画策したのではなく、
単純に日本側が追加攻撃をしなかったからで

空母が無傷だったことを持って
米国の陰謀論を論証することは出来ない。

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007 2014/08/17(日) 09:57:06 ID:iX0Bl0VNBY
知っていただろうけど、奴らがそれを認める訳がないよ。

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008 2014/08/17(日) 10:42:56 ID:a5IJZutQVI
>>6
湾内にいなければいないのと同じだよ。

今と違って索敵技術が偵察機だよりなのでその空母を発見できる確率はほぼゼロに近い。
広大な太平洋を偵察機で目視のみで索敵できる範囲はごく限られてる。

第二次攻撃をしなかったのも、もしアメリカ空母が近くにいて反撃されたら
数少ない日本の空母がやられてしまう事を心配してのこと
(陸上航空隊はすでに全滅したので日本空母を攻撃できるのはアメリカ空母しかない)

当時の戦争は「相手が見えない」中での戦争だったんだよ
本読んでるだけだとこういう感覚はわかりづらいけどね。
目隠ししてボクシングするようなもんだから。
日本が第二次攻撃をしなかったのも、そう考えると気持ちはわかるね

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009 2014/08/17(日) 10:45:13 ID:iX0Bl0VNBY
>>8
なるほど、日本が第二次攻撃をしなかったのはそういう理由だったのか・・・
俺はまた、やり過ぎて米国を逆上させては後の講和に差し支えるからだと思ってた。

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010 2014/08/17(日) 12:40:44 ID:MJD4Hs.KPM
空母と言うものが どれほど重要な存在であるかは、この真珠湾と 後のマレー沖海戦の結果において
初めて認識された事、これより後アメリカは空母を大増産して「週刊空母」などと言われるようになるが
それは1944年初頭あたりからで、およそ2年以上の歳月を要している

つまり、真珠湾の以前は あくまでも「海戦の主役は戦艦」という認識だった訳で
空母はあくまでも戦艦の補助としか考えられていなかった
なので、たまたま空母だけが真珠湾に居なかったからって 即それはアメリカの陰謀だなんてのは
余りにも単純過ぎな想像としか言えません

エセックス級空母が就航する1943年末まで、アメリカは既存の空母だけで戦わざるを得なかった

空母がそんなに重要だと米軍上層部が始めから判っておれば、二年以上も空母の空白期は出来る訳がありません。

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011 2014/08/17(日) 13:13:49 ID:uNRrGtyfGY
真珠湾は知っていたかどうかの確証はないけど

チャーチルはナチスの不意打ち空爆を知っててやらせた。
イギリスがナチスの暗号無線を解読できてて
空爆を未然に防いだり避ける手立てをしたら
暗号を解読できてるということを
ナチスに気づかれないため。
もちろん空爆された都市の大勢が死んだ。

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012 2014/08/17(日) 14:54:29 ID:thHrNjUo/A
三船の映画みたいに間抜けな攻撃だったのかな。

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013 2014/08/21(木) 20:32:10 ID:M7/AFX16xo
>>8

>>6には、「米空母を索敵し撃沈しなかったのは日本側の選択。」と書いてある。

当時の索敵手段が索敵記頼りだったのは常識。
あとは潜水艦やピケット艦程度。

問題なのは索敵の手段ではなく、

索敵し打撃することを避けたのが
ほかならぬ日本側の意思であったという部分。

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014 2014/08/22(金) 16:33:56 ID:tDa8MlxsTI
源田実は攻撃を反復する事、留まって空母を探す事も進言してたらしい
駆逐艦2隻を沈められて苦戦していたウェークに寄り道を命じられても愚痴をこぼしたというから、南雲という人は傲岸な態度の割に消極的な戦法が目立つ
南太平洋海戦でも「翔鶴」の被弾後に戦場に留まろうと進言したのは翔鶴艦長有馬正文だったし、搭載機を収容するために突出したのは角田の座乗する「隼鷹」だった
有馬は後に将として率先して特攻するが、死にたくない上層部には歓迎されなかったみたい

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015 2014/08/22(金) 18:57:58 ID:89.zkwot7w
山本五十六の意図をきちんと汲んでいたのは源田実だよね

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016 2014/08/22(金) 23:20:19 ID:DzM2AVJs9w
南雲を選んだのは山本だからね

山本も攻撃的な指揮官に虎の子の空母6隻をゆだねる気はなかったんだろ

もし、反撃を受けて空母がやられたらもう戦争遂行どころじゃないから

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017 2014/08/23(土) 07:34:13 ID:1czPqNAMhQ
山本は南雲を買っていない。
結果的に山本が南雲を任命せざるを得なかったのは、
卒業年次で任官が決まるという軍の縦割りの弊害。
だから36期の南雲を外して、40期の大西、山口を、という人選はできなかった

仮に日本側の艦隊が真珠湾で抱き合い心中の形になったとしたら、
戦争遂行できなかったのはアメリカの方。
真珠湾前、真珠湾後の彼我の艦艇数を比較すればそれは明らか。
結局南雲は東郷以降伝統の海軍の価値観で戦闘を遂行し、山本の意図を汲んでいなかった。
二次攻撃について山本が語った言葉。
「やる者はいわれなくたってやるサ。やらない者は遠くから尻を叩いたってやりゃしない。南雲はやらないだろう」

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018 2014/08/23(土) 12:42:58 ID:YJMUrW658w
私も山本五十六長官の発言をひとつ

真珠湾攻撃成功に沸き返った連合艦隊司令部の中で
山本の故郷 新潟長岡で 快挙を祝う提灯行列が始まった事を伝えた幕僚に向かって

「ふん、今にそいつらが 俺の家に石を投げに来るだろうさ」

真珠湾直後でもう敗戦を予感していた人は、この人位しか居なかったのではないだろうか。

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019 2014/08/23(土) 22:05:50 ID:NCYXgzvO4Q
まあそもそも山本自身が

「先制攻撃によってアメリカの戦意を喪失させて早期講和を実現する」

なんて事を本気では信じていなかったのかもね。

戦争をすれば100パーセント負けるのがわかっていても一軍人としては
戦争をせざるを得なかった中での苦しい言い訳だったんじゃなかろうか

口では「早期講和」といいながら、
内心は「そううまくいくはずはなく日本は負けるだろう」と
考えていたのではないだろうか

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020 2014/08/24(日) 02:59:04 ID:go8Z.Om5hE
そうですなあ、たとえ ミッドウェイ海戦でも運良く勝てたとしても
講和に持ち込むなんて 山本ひとりの妄想に近いと言えます
(その際、ほとんどの占領地を返上する腹積もりだったとか)

真珠湾成功で国民的英雄とされて、いくら山本長官の発言力が高まったとはいえ
たった一人で 占領地すべてを返上させるなんて出来る訳が無いし
猛反発を喰らう事は目に見えています

結局は、どこかで大逆転喰らうまで戦い続ける羽目になるでしょうな

戦争は、始めるのは簡単でも、終わらせるのは極めて難しい
「日本の一番長い日 半藤一利」を読んだら つくづくそう感じます。

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021 2014/08/24(日) 11:01:50 ID:qn7jIWQo3w
山本長官は何度も陸軍による暗殺騒ぎがあった人だから

「戦争になれば日本は負ける」なんて言ったら本当に殺されてしまうだろうから

本心は言えなかったんだろうな

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022 2014/08/24(日) 14:14:42 ID:w5vDpiexSM
緒戦大勝利と沸き返る中で独り冷静な山本長官という皆様のレス、
勉強不足な小生にとっては非常に新鮮でした。感謝です。

米国では、戦争継続か中止かを決めるのは国民に依る部分が大きいので、
「先制攻撃によってアメリカ(国民の)戦意を喪失させて早期講和を実現する」
というのは、アリなのかなぁ。とこれまでずっと思っていたのですが、
これについて皆様のお考えを聞かせて頂けないでしょうか?

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023 2014/08/24(日) 19:59:28 ID:go8Z.Om5hE
ただ一つ、国民性の違いも 山本長官だって理解しきれていなかったと思う

日本人の感覚では、「奇襲攻撃など喰らう方が間抜けである」という感覚が一般的
欧米人の感覚では、「奇襲攻撃など 卑怯者の戦術である」と言う感覚が多数を占める

とは言っても、この違いは戦後になってようやく理解され始めた事
最も判り易い例は、「野球」の戦術だろう アメリカでは余程接戦の時でないと
バントやスチールなど使わないし嫌われる、一方日本ではどんなに一方的な試合でもそれを使うし
相手方だって文句を言う事は滅多に無い

たとえ宣戦布告がギリギリ間に合ったとしても、やはりアメリカ国民は激怒したと思う
私個人的には むしろ宣戦布告の一週間後ぐらいにやったら面白かったと思う。

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